星空は好きですか?
こんにちは!あおぼし(@aoboshiwtd)です。
この記事は、こんな人のために書きました。
- カメラを持っているけど、装備や撮影方法がわからない
- 星空撮影をしてみたいけど、どんなカメラを買えばいいかわからない
内容を先に書くと
- 星空撮影したときの条件
- 装備やカメラ設定
- 星空撮影に必要なカメラのスペック
こんな感じの内容です。
目次
星空の撮影条件・場所
先日横岳登山に行ったとき、条件がよく初めて星空撮影できました。
いままで何度も、星空撮影に挑戦しましたが失敗ばかり・・・。
レンタカーを借りて撮影に行ったけど曇っていたり。
晴れてはいたけど、光が多く星が見えなかったりと星空撮影に合わない条件ばかりでした。
初めて星空撮影に成功したときの条件です。
時期 | 天気 | 気温 | 標高 | 時間 | 撮影時間 |
10月半ば | 快晴 | 3℃ | 約1500m | 25時〜26時 | 1時間 |
場所 長野県 横岳登山口駐車場
もともと、横岳登山口駐車場では撮影するつもりはありませんでした。
駐車台数が8台と少ないため、早めに行って仮眠する予定でした。
しかし、駐車場に行ってみたら、山奥なので光害もなく星がきれい。
仮眠せずに1時間ほど撮影していました。
装備やカメラの設置・設定
星空撮影では、カメラ以外にも三脚などが必要になり、オートモードでは撮影できません。
なので、マニュアルモードでISOやシャッタースピード・絞り(F値)を自分で設定します。
星空撮影の装備
星空撮影には最低でも「カメラ」・「レンズ」・「三脚」が必要です。
カメラ
星空撮影で使用したカメラ「α7Riii」
カメラの購入を考えている人は、APS-C以上のカメラがおすすめです。
レンズ
星空撮影で使用したレンズ「Batis 2/25」
画角は好みの画角でOKです。今回は焦点距離25mmのレンズを使用しています。
絞り(F値)は2.0以下がおすすめ!
2.0より大きいF値を使うと、明るく撮影するためにSS(シャッタースピード)を長くしたり、ISO感度高くしたりとノイズ増える原因になります。
なので、ノイズを減らすためにもF値の低いレンズを使用し、SSを短く・ISO感度を低くしたいですね。
絞り(F値)については下の記事で解説してます。
三脚
星空撮影で使用した三脚「Mefoto カラフル三脚」
星空撮影に三脚は必須です。
星の光は弱く、それを撮影するにはSS(シャッタースピード)を長くしたい。
手持ち撮影でSSを長くすると写真がブレてしまうので、三脚に固定して撮影します。
以下のような安い三脚もありますが、あまりおすすめはできません。
三脚が軽く風で倒れたり、剛性がないので風で写真がブレる。
重さは1kg以上で剛性があるものを使ったほうがいいです。
星空撮影のカメラ設定
撮影した写真の設定を書いていきます。
画像は全て焦点距離25mm・現像なしでJPEG撮って出し。
設定項目は「絞り(F値)」・「ISO感度」・「SS(シャッタースピード)」
絞り(F値) | ISO感度 | SS(シャッタースピード) |
2.0 | 6400 | 10.0秒 |
絞り(F値) | ISO感度 | SS(シャッタースピード) |
2.0 | 2000 | 13.0秒 |
絞り(F値) | ISO感度 | SS(シャッタースピード) |
2.0 | 3200 | 30.0秒 |
1枚目(SS10秒)と3枚目(SS30秒)の比較です。1枚目(左)は星が流れず3枚目(右)は星が流れる。
右のように30秒だと星が流れてしまうので、SS(シャッタースピード)は10秒〜15秒ぐらいだと星が流れずに撮影できます。
- 絞り開放(レンズの最小値)
- SS(シャッタースピード)10秒〜15秒
- ISO感度で明るさ調整できるだけ低い値
星空撮影はSSが長いと星が流れるので、上記のような設定だといい感じに撮影が可能です。
まとめ
装備まとめ
- カメラはAPS-C以上
- レンズは広角、絞り(F値)は2.0以下
- 三脚必須
カメラ設定まとめ
- 絞り開放(レンズの最小値)
- SS(シャッタースピード)10秒〜15秒
- ISO感度で明るさ調整、できるだけ低い値
※ISOが高いとノイズの原因になります。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!あなたの参考になれば嬉しいです。
あおぼし(@aoboshiwtd)でした。