こんにちは!現役設計者のあおぼし(@aoboshiwtd)です。
普段仕事でも3Dプリンターを使っていますが、最近3Dプリンターの価格が下がってきてようやくプリベートでも使えるようになりました!
しかも3DCADは無料のものが多く、プライベートでも手軽にCADを使えるので3Dプリンターを使いやすくなったのも理由の1つ。僕もDIYなどで作るときは、CADで設計してから作りはじめます。
そのときにあると便利なものが、「3Dプリンター」です。
3Dプリンターがあるとちょっとしたパーツ・小物を作ることができとても便利。
僕も、「Anycubic Mega-S」を購入してスマホスタンドなど、色々なものを作っています。
そこで今回は、「3Dプリンター・Anycubic Mega-S」についてレビューしていきます。
目次
「3Dプリンター・Anycubic Mega-S」の外観と内容物
Anycubic Mega-SはFDM・熱溶解積層方式の3Dプリンターです。
FDM・熱溶解積層方式とは
材料となる樹脂をを加熱し積層する方法。
低価格帯の3Dプリンターで採用されている方式です。
印刷できるサイズは210mm x 210mm x 205mmで比較的大きめのサイズです。
フレームは全て金属なので使っているときもブレが少なく安定。
モニターはタッチパネルになっているので操作は簡単です。
3Dプリンターの右側にはフィラメントを設置する台もついています。
この価格帯には珍しく、フィラメント切れを感知するセンサー付き。
Anycubic Mega-Sの付属品です。
・ニッパー
・フィラメント 1kg
・電源ケーブル
・通信用USBケーブル
・SDカード
・USB
・組み立て用工具
・ピンセット
・スクレーパー
・予備パーツ(リミットスイッチ、エクストルーダー)
Anycubic Mega-S は激安なのに付属品もたくさんあってお得ですね。
「3Dプリンター・Anycubic Mega-S」は組み立てが簡単・フィラメントホルダー付き
Anycubic Mega-Sは組み立てが簡単です。
本体とアームの2つに別れて梱包されています。
本体とアームは左4箇所、右4箇所ネジを固定したら組み立ては本体完了です。
配線はケーブルが右側から4種類(赤・緑・黒・白)でています。
このケーブルをさす場所は色で別れているので、同じ色のところに差したら完了です。
印刷用データはフクロウのG-codeファイルが入っています。
なので、付属のSDカードを使えばすぐに印刷できます。
G-codeファイルとは、3Dプリンターで出力するために必要なファイルです。
「3Dプリンター・Anycubic Mega-S」と「i3 Mega」の違い
この記事で紹介している「Anycubic Mega-S」と1つ前のモデル「i3 Mega」には違いがあります。
旧モデル:i3 Mega
新モデル:Mega-S
2020年7月10日現在では、旧モデル「i3 Mega」の販売はしてないみたいですね
基本的にはほとんど同じですが、大きな違いが2つあります。
・Anycubic Mega-Sにはフィラメントホルダーがある
・Anycubic Mega-Sは使える素材(TPUなど)が増えている
「Anycubic Mega-S」にはフィラメントホルダーある
旧モデルのi3 Megaは、フィラメントホルダー別にあり、使うごとに位置がずれていました。
新モデルのAnycubic Mega-Sでは改善されており、3Dプリンター本体にフィラメントホルダーが付属し使いやすさが向上しています。
「Anycubic Mega-S」は使える素材(TPUなど)が増えている
1つ前のモデル「Anycubic i3 Mega」はTPUが使えませんでした。
TPUとは
3Dプリンターで出力する樹脂の材料。
PLAやABSとは違い柔らかくゴムに近い素材です。
今回のモデル「Anucubic Mega-S」はTPUが使えるようになったので、より多くの材料を作れるようになり作れる幅が広がりましたね。
Anycubic 公式サイトより引用
https://www.anycubic.com/products/anycubic-i3-mega-s?variant=30149452922940
いろんな素材が使えるのはうれしいですね。
「3Dプリンター・Anycubic Mega-S」のレビューまとめ
今回はコスパの良い3Dプリンター「Anycubic Mega-S」について書きました。
Anycubic Mega-Sは組み立てが簡単で、使える材料の種類が多い3Dプリンターです。
付属品も多くあり、パソコンさえ持っていれば好きなものを作って遊べます。
ぜひ、皆さんも試してください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。あなたの参考になれば嬉しいです。
あおぼしでした。(aoboshiwtd)
YouTubeでも開封レビューしています。